【奈良市】でベランダ防水工事を行いました。
現状・アセトン拭き
左が施工前の現状の写真です。
★アセトン拭き
ベランダの防水工事において、アセトン拭きは非常に重要な下地処理の一つです。
アセトンは、油脂を溶かす性質を持つ有機溶剤で、ベランダの表面に付着した油分やワックスなどを完全に除去する役割を果たします。
トップコート1回目・2回目
★トップコートを2回塗る理由
トップコートを2回塗る理由は主に以下の3つが考えられます。
・防水性能の向上
トップコートを2回塗ることで、より厚みのある塗膜を形成できます。
厚い塗膜は、雨水の浸入を防ぎ、防水性能を大幅に向上させます。
ひび割れや剥がれに対する耐久性も高まります。
・塗膜の均一化
1回目の塗布では、下地との密着性や塗膜の厚みにムラが生じる可能性があります。
2回目の塗布で、これらのムラを解消し、均一な塗膜を作ることができます。
均一な塗膜は、見た目の美しさだけでなく、耐久性にもつながります。
・紫外線カット効果の強化
トップコートは、紫外線から防水層を保護する役割も担っています。
2回塗ることで、紫外線カット効果を強化し、防水層の劣化を遅らせることができます。
完工
完工しました!!
ベランダのひび割れについて
ベランダのひび割れは、放置しておくと雨漏りの原因となり、建物本体に深刻なダメージを与える可能性があります。
ひび割れの原因や対策について、詳しく解説します。
ベランダのひび割れの原因
ベランダのひび割れには、様々な原因が考えられます。
・経年劣化
コンクリートの経年劣化により、ひび割れが発生することがあります。
・温度変化
温度変化によるコンクリートの膨張収縮が繰り返されることで、ひび割れが生じることがあります。
・地震などの外的要因
地震や台風などの自然災害によって、建物に力が加わり、ひび割れが発生することがあります。
・施工不良
初期の施工段階で、適切な養生が行われなかったり、材料の配合が不適切だったりした場合に、ひび割れが発生することがあります。
ひび割れの放置がもたらす影響
・雨漏り
ひび割れから雨水が浸入し、室内に雨漏りが発生する可能性があります。
・建物の腐食
雨水が鉄筋を錆びさせたり、コンクリートを腐食させたりすることで、建物の耐久性が低下します。
・カビや藻の発生
湿気がこもりやすい環境になり、カビや藻が発生しやすくなります。
・健康被害
カビやダニが原因のアレルギーや呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。
ひび割れの対策
ひび割れの状態や原因によって、適切な対策が異なります。
●軽度のひび割れ
・コーキング
シリコンなどの弾性のあるコーキング材でひび割れを埋める方法です。
・トップコートの塗り直し
ひび割れが浅い場合は、トップコートを塗り直すことで、防水性を回復させることができます。
●深いひび割れ
・部分的な補修
ひび割れの周辺を削り、新しいコンクリートで補修する方法です。
・全面的な防水工事
ひび割れが多数ある場合や、防水層全体が劣化している場合は、全面的な防水工事を検討する必要があります。
★ひび割れを発見したら
ひび割れを発見したら、放置せずに専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者は、ひび割れの原因を診断し、適切な補修方法を提案してくれます。
ベランダのひび割れを防ぐためには
・定期的な点検
定期的にベランダの状態を点検し、小さなひび割れを早期に発見し、対策を行うことが重要です。
・防水層の保護
トップコートの塗り替えなど、防水層の保護を定期的に行うことで、ひび割れの発生を遅らせることができます。
・排水溝の清掃
排水溝が詰まると、水が滞留し、ひび割れを悪化させる可能性があります。
まとめ
ベランダのひび割れは、建物の寿命を縮める原因となります。
早期発見・早期対策が大切です。
ひび割れを発見したら、専門業者に相談し、適切な処置を行いましょう。
株式会社イーロックホームでは、
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