【大阪狭山市】で屋上防水工事を行いました。

目次

現状・立上がり撤去

左が施工する前の現状の写真です。

◆立ち上がりとは?
屋上の防水層が壁面と接する部分のことを「立ち上がり」といいます。
この部分は、雨水が建物内に侵入するのを防ぐ重要な役割を担っています。

◆立ち上がり撤去が必要となるケース
防水層の劣化: 長年の風雨や紫外線によって、防水層が劣化し、ひび割れや剥がれが生じ、雨漏りの原因となることがあります。
改修工事: 屋上を全面改修する場合、既存の防水層を全て撤去し、新しい防水層を施工することが一般的です。

プライマー塗布・自着シート貼り

◆プライマー塗布の目的
プライマーは、下地となるコンクリート面と上塗りの防水材との密着性を高めるための接着促進剤です。
プライマーを塗布することで、以下の効果が期待できます。

・密着性の向上
防水材との接着力を高め、剥がれや浮きを防止します。

・下地調整
コンクリート表面の吸水性を均一にし、防水材の吸い込み量を調整します。

・防塵効果
コンクリート表面の塵や埃を固め、防水材との密着性を妨げる要因を取り除きます。

◆自着シートの役割
自着シートは、裏面に接着剤が付いたシート状の防水材です。
プライマーを塗布した下地に貼り付けることで、防水層の初期の段階から高い防水性能を発揮します。
自着シートには、以下の特徴があります。

・施工性が高い
プライマーを塗布した後、すぐに貼り付けることができるため、工期を短縮できます。

・高い防水性
シート自体が防水性能を持っているため、初期の防水性を確保できます。

・寸法安定性
温度変化による伸縮が少なく、安定した防水層を形成します。

脱気筒取り付け・ウレタン塗布

◆脱気筒の役割と重要性
脱気筒は、防水層内部に発生した水蒸気を外部に排出するための装置です。
特にウレタン防水工事では、ウレタン樹脂が硬化する際に水蒸気を発生するため、
脱気筒を設置することで、防水層内部の圧力を下げ、膨れや剥がれを防止することができます。

◆ウレタン塗布の目的
ウレタン塗布は、防水層の仕上げ工程であり、以下の目的があります。

・防水性能の向上
ウレタン樹脂は、優れた防水性能を持つため、防水層の性能を向上させます。

・耐久性の向上
ウレタン樹脂は、紫外線や経年劣化に強く、防水層の耐久性を高めます。

・弾性
ウレタン樹脂は、弾性があるため、建物の伸縮に追従し、ひび割れを防止します。

トップコート塗布・完工

◆トップコートの役割
屋上防水工事の仕上げとして施されるトップコートは、単に見た目を良くするだけでなく、以下の重要な役割を果たします。

・防水性能の向上
紫外線や雨風から防水層を保護し、防水性能を長期間維持します。

・耐久性の向上
塗膜が硬化することで、防水層の表面を保護し、摩耗や劣化を防ぎます。

・美観の向上
光沢のある美しい仕上がりとなり、建物の外観を向上させます。

・遮熱効果
特殊なトップコートを使用することで、太陽熱を反射し、屋内の温度上昇を抑える効果が期待できます。

・防塵効果
表面が滑らかになるため、ホコリや汚れが付着しにくく、清掃が容易になります。

株式会社イーロックホームでは、

雨漏り調査・屋根・外壁に限らず、キッチン、トイレ、水廻り、外構工事等行っております。

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この記事を書いた人

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